大場栄大尉と妻・峰子さんとの手紙でのやり取りを元に出版された
「戦火のラブレター」のミニパネル展が勤労福祉会館内、カフェビーンズで開催されていました。
(7月24日~8月10日)
映画にもなるほどの功績をお持ちの大場栄さんと、妻・峰子さんとの人間味あふれる手紙の数々。
戦争という過酷な状況の中で、それそれの思いを伝え、時には厳しく、時には優しく二人の愛を
育んだのが良くわかります。
今では使わない言葉や言い回し、二人にしかわからない言葉でのやり取りが心を熱くします。
今日はパネル展、最終日だったのですが、なんと!東京からこのパネル展を目的に
来られた方がいらっしゃるということで、取材をさせていただきました。
取材の様子
明星大学で文学を学ばれていらっしゃる 杉浦和美さん。
ご自身は子どもの頃から携帯電話が普及しており、メールなどでのやり取りが
普通だった環境の中、手紙のあたたかさにひかれ恋愛をテーマに、
手紙を取り上げた題材を探していたそうです。
この本を読んでいくうち、当時の独特な言い回しや単語の中に、たくさんの感情がこめられており
言葉の深さやあたたかさを改めて感じたそうです。
特に、峰子さんから送られた手紙の結びの「背の君へ」という言葉に感銘をうけたとのことでした。
杉浦さん、突然の取材でしたが快く受けていただきましてありがとうございました。
いい卒業論文ができる事を願っています。
戦火のラブレターは絶賛発売中です!
また、10月21日に行われる助成金獲得団体の「つなご縁」さんのイベントの中でもこの
戦火のラブレターのパネル展示が行われるそうです。
忘れ去られた日本語の美しさや奥ゆかしさなどが再確認できる本になっています。
今後の活動も追って報告させていただきます。
「がまっち」にも掲載記事を楽しみにしています。
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